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無題
結婚して25年前に東京に出てきて私は、夫の祖父母が営んでいた古い料亭で住むことになった。
歌謡曲の「お富さん」の歌詞にある「粋な黒塀・・・」
粋かどうかは分からないが 黒い塀に囲まれた小さな家は山手線五反田駅から歩いて5分とかからない場所にあり 回りは飲み屋がいっぱいあった。
東京に来て間もないある日 一人の見知らぬ男が訪ねてきて塀にポスターを貼らして欲しいと言った。何のポスターかと聞いたら「赤旗新聞」だと言う。仕事上の義理で赤旗の日曜版をずっと読んでいたので「いいですよ」とすぐに返事しポスターを受け取った。
男が出て行くと 間もなく2人の男が入ってきて 警察だと名乗り、今来た男は何をしに来たのか 知り合いか と聞いてきた。
ポスターを頼まれただけだと答えた。
帰り際「関わり合いにならないほうがいいですよ」と念を押して出ていた。小林多喜二を思い出し ゾックとする怖さを感じてしまいました。
1980年も半ばになるというのにまだ党員を尾行しているとは。
昔特高今特捜の文字を この頃良く目にしますが昔から変わらない権力が私たちの見えないところでずっと監視し動いているのは確かでしょう。
このところの小沢幹事長のもやもや
ツイッターなど見ていても スッキリしなくて分からない部分を田中良紹さん「国会探検 国民の敵」の記事でやっと救われた思いです。
2010/02/06 (Sat.) Trackback() Comment(0) !
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