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ナナフシ
夕食の買出しに出かけようと玄関ドアを開け外に出た。
「!」いつもと違う気配がしてなんだろうと振り返った。
玄関ドアに、
隠れん坊して見つかった時の夫のような格好で、知らん振り決め込んだ奴がいた。
おっ お久しぶり ナナフシである。
木の枝のようで、枯れた草のようで、ほんと お前って変な形だねえ。
じっとして、見つかってないつもりでしょうけれど、
ちゃーんと見つかっているから、覚悟しなさい。
そうです 素通りするすずめさんではありません。
指で ふりふり つついてみた。
足(手もあるのかは不明)全部でしがみついてると
勝手に予想していたけれど、つついたら体全部がふらふら動く。
あれ? 足では止まってない。
じゃあ何処でつかまっているのと、しがみついているらしい場所を探してたどっていけば
頭の先からびよーんと伸びた 一番の先端が二股に別れ、その先だけでくっ付いていた。
吸盤かと思いきや
よく見ると 3本爪があってその小さな爪の先だけで体を支えていた。
めいっぱい指(なのかどうかはわかないけれど)開き小さな小さな爪でしっかとつかまっているではないか。
しかしナナフシ なんで3本なんだ。
つかまるだけなら3本でたりるのか?
5本あったら つかめるのに。
それに それは頭なのか指なのか?
頭の先に指なのか?
その小さな爪があまりにもけなげだったので
今日はいじめるのを止めた。
ばいばい ナナフシ
今度は白い保護色用意しておくと良いよ。
さてとぉ 買い物にいくべぇ。
2009/07/21 (Tue.) Trackback() Comment(0) !
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